雲 助 め し
郷土食『雲助めし』
東海道赤坂宿を駕籠かきが駆け抜けていたころ、いそがしい人足たちがかっこんだといわれるのが、この地方の郷土食味噌めしだったといわれています。
『雲助めし』の愛称の命名は、実は音羽商工会。1991年(平成2年)『宮路山もみじまつり』が始められたころ。
重労働で食欲がなくても『雲助めし』なら食べられる。味噌パワーでまたアクセル全開でがんばれる。
時代は変わっても、その素朴な味わいはなぜかなつかしく、味わいがあります。
秋のコアブラツツジの紅葉にも似て、赤みその食欲をそそる色と香りは最高の料理です。
あなたも、ぜひ、一度試してみませんか?

材料(1人分)
- 冷やご飯……茶碗1杯
- ねぎ
- 油揚げ………1枚
- 赤味噌

作り方
作り方
1.ねぎを5センチくらい、油揚げを細切りにする。

2.蒸し器に冷やご飯を入れる
3.冷やご飯の上に赤味噌をのせる
4.3を覆うように、油揚げ、ねぎの順にのせる

5.蓋をして蒸し、蒸気が上がってから5分間蒸す
6.全体をざっくりと混ぜ合わす

7.出来上がり

■レシピ提供:成瀬うた子先生
豊川市赤坂町・成瀬うた子先生が主宰された、音羽加工グループ『愛輪』で使用されたレシピです。
長年にわたり、多数の料理教室を開催しながら、雲助めしなど赤坂町の伝統食・郷土食を一般市民に広く推奨している。